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一口コラム
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こちらのコラムでは週替わりで5人の先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
小杉英紀施術部部長

第125回 一口コラム

今回の担当は
施術部部長 小杉英紀です。

平成24年6月20日

 

「自然発生」

皆さん、こんにちは。

これまでのコラムのなかで、いかにしっかり「立つ」のかがとても重要だ、とお話してきました。
「いい動き(フォーム)」のためには、「いい構え」が必要で、その為には「いい立ち方」が出来ていなければならない、のです。

そんな中、先日あるプロ野球OBの方に非常に貴重なお話を伺える機会に恵まれました。
その方曰く、「最近の(プロ野球)選手は、動きが出来てないのが多いなあ」との事でした。
私は自分なりに解釈し「それはちゃんと立ったり構えられたりしていない、という事ですか?」とお聞きしたところ、「それ以前の問題で、守備位置に着く時や打席に入る時、マウンドに上がる時の歩いたり走ったりの姿が格好悪い」という事でした。
その方の現役時代には、グラウンドに入る時には既に試合は始まっていて、ダッグアウトを一歩出る時点から形を整えておかないといい動きは出来ない、とされていた様です。
ここで、誤解の無い様にすると、この事は昔の話ではなく、全くをもって現代では忘れられかけている大事な「真理」である、という事です。
よく「見た目で判断するのは良くない」と言われますが、「見た目」で判断力出来る事、もあります。大切なものを扱う時には大切そうに扱う姿・形になっていますし、その逆もまた然り、です。

要は「その事に対しての気持ちが自ずと身体に表れる」という事です。
何となく守備位置に着くのと、「よしっ」お腹に力を入れてベンチを飛び出し行く姿、に違いが無いはずがありません。
そのすきの無い姿が相手にプレッシャーを与えたり、味方を勇気付けたりするはずです。

人間、「最後の」とか「集大成」と言われると急に物事を大切にし出します。
でもその時になって付け焼き刃的に行ったものが上手く機能するはずがありません。
普段から、一見プレーとは関係の無い所作にも注意をはらえるか、その積み重ねが上達には不可欠ですし、土壇場での無駄な緊張感に晒される事無くファインプレーを生み出すのだと思います。

しっかり「立つ」為の「意思・心」を明確に持つ事。これを普段から心掛けていたいものです。


 
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