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一口コラム
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こちらのコラムでは週替わりで先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
施術部部長 小杉英紀

第796回 一口コラム

今回の担当は
施術部部長 小杉英紀 です。

令和7年12月24日

 

「私見」

早いもので今年も残すところあと7日となりました。
廣戸道場やレッシュプロジェクトでご縁のあった方々が各方面でご活躍になられた嬉しいご報告をいつもより多く耳にした気がする反面、自分自身を振り返ってみるといろいろなことがあったような気もしますし取り立てて特筆するようなことはなかったようにも思います。
まあ恙無く過ごせたことは有り難いことと受け止めたいと思います。

というわけで、今年鑑賞した映画の中で印象に残ったものをいくつか挙げさせていただこうかと思います。
もし配信等で視聴可能であれば年末年始のお休みのお暇潰しのご参考になれば幸いです(※感想はあくまでも個人のものですのでご了承ください)

1,「アノーラ」
今年のアカデミー賞作品賞受賞作ですが、R18指定のためか日本ではあまり受けていない印象です。
確かに前半過激な描写はままありますが、途中から別の映画を観ているかと思うくらいテイストが変わります。
そしてオーラスのシーンが圧巻でした。
あらすじの紹介で敬遠される方も多いかもしれませんが作品のテーマに目を向けたらさすがオスカーを取るだけの映画なのかなと思いました。

2,「サブスタンス」
主演のデミ・ムーアが大ヒット映画「ゴースト/ニューヨークの幻」での主演でブレイクから35年以上経ち本人の境遇と類似した設定の主人公を演じていますが「よくぞここまで!」という俳優魂をいかんなく発揮しています。
内容はほぼホラーですがあまりにぶっ飛んだ展開になるので「何を観させられているのか?」という気になります。

3,「ワン・バトル・アフターアナザー」
こちらはつい最近公開だった作品で、レオナルド・ディカプリオが冴えないテロリストを演じています。
その冴えなさぶりでほぼ終始します。
「タイタニック」のジャック感は微塵もありません。
出てくるキャラクターにまともな人があまりいません。
私の中では「娘」と「センセイ」くらいでしょうか?でもそこがおかしいところです。

4,「旅と日々」
もしかしたらまだ上映している映画館があるかもしれません。
時間も90分前後なので気軽に見られると思います。
内容も、日本で仕事をしている韓国人女性脚本家のお話ですが前半と後半で異なる2つのストーリーで構成されています。
ただ、見どころは堤真一の演技でしょうか?
登場してから話す一言一言が面白過ぎてずっと笑いを噛み殺して鑑賞しました。

以上、つらつらと感想を述べましたが、どれもハリウッド的なわかりやすいハッピーエンドのものはありません。
あくまで私のツボだったものです(ただ個人的には「アット・ザ・ベンチ」がここ1年の中では一番笑える映画でした。公開は2024年で配信もされていないようなので番外です)。

本年も大変お世話になりありがとうございました。皆様ご自愛のうえどうぞよいお年をお迎えください。


 
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