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一口コラム
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こちらのコラムでは週替わりで先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
施術部部長 小杉英紀

第313回 一口コラム

今回の担当は
施術部部長 小杉英紀です。

平成28年3月16日

 

「モトノカタチ」

みなさんこんにちは。

普段の施術の手順として、ベッドに寝て頂いた時に、まず身体の歪みを整え、頭部と背骨を中心に左右対称の
状態を作るのですが、患者さんから

「これで(身体が)真っ直ぐですか?」

と聞かれることがよくあります。

また、施術後、身体が整った状態になった患者さんが

「でも、何日かすると元に戻っちゃうんでしょ?」

というご質問を受けることも同じくらいあります。

このうち、前者からわかることは、人が感覚的に「真っ直ぐだ」と認識している身体の状態がかなりの高確率で、客観的に見たそれとは異なっているという
ことです。

日常的に人が活動する場合、まず頭部が地面に対して垂直且つ水平に保つことを最優先事項としていて、「脳の真っ直ぐ=身体全体の真っ直ぐ」という基準でいます。
仮に骨盤が左に傾けば、体幹部を右に傾けることで補正をかけて頭部を真っ直ぐにします。
これは、無意識に内に脳が行っていることなので、
感覚的な認知で身体の「真っ直ぐ」を確認するのは難しいのです。
つまり、身体の真っ直ぐに関して、自身の感覚はあてになりにくいのです。

また、後者の発言からは

「歪んだ身体=元の身体」

という認識があることがみて取れます。

しかし、「元々の姿」、「ニュートラルな状態」では痛みや違和感が無かったはずですし、それが失われた上に痛みや張りを感じたから「身体が変だな」と認識出来たのです。

人が身体を使って活動すれば、身体には必ず「使用後」としての変化が現れます。
「身体(骨格)の歪み」が起きるのも、そのうちの一つです。

だとすれば、「人が何らかのアクションを起こせば、必ず歪む」という前提でいれば、「使ったら(歪んだら)、元(整った)状態に戻せばいい」だけなのです。

それは、食器棚にしまってあるお皿を料理を盛り付けるために出して使い、次の機会にまたすぐ使えるようにきれいに洗って片づける、ということに似ています。

歪んだり汚れたりすることが問題なのではなく、使いっぱなしにしたままにしておいた結果、違和感無く、思いのままに使えない状態を解消しない(=元の形に戻さない)ことが何らかの問題を引き起こす原因なのです。


 
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