hiroto-dojo

4スタンス倶楽部ロゴ   reash project
TOP blog newstoiawase
各施術所紹介 スタッフ紹介 一口コラム お客様の声 link おすすめ商品
 
一口コラム
バックナンバー

こちらのコラムでは週替わりで先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
施術部 西澤正樹

第390回 一口コラム

今回の担当は
施術部 西澤正樹です。

平成29年9月6日

 

「手の内」

皆さんは月刊誌「秘伝」をご存知ですか?

紙面には以前、廣戸先生も何度か登場された事があるので、道場スタッフの間では有名な雑誌です。
実は私も恥ずかしながら動作モデルをさせていただいた事があります。
ただ、武道・武術の秘伝に迫る、といったかなりマニアックな内容なので、おそらく一般的知名度は低いかと思います。

私個人的にも、余程何かきっかけがないとそうそう手に取る事はありません。
今回もきっかけはたまたま書店に立ち寄って
「掌の中の極意を掴む!武術家の手の内を大公開!」という特集に惹かれた事でした。
読んだところ、レッシュ理論との共通点も多く、非常に興味深い内容でしたので、その内容から考察した事をお話したいと思います。

まず「手の内」とは、「得物(武器)」を用いる弓術や剣術などの武術において、身体と得物の接点になる手の働きの事です。
武術においては「足踏み」、「胴作り」といった体幹の軸と同様に、非常に重要視されているものです。

紙面には剣術、動作術、療術家、曲独楽師の4人の達人が登場していました。
ジャンルは異なりますが、それぞれの方がおっしゃる事に共通点が沢山ありました。

まず人間の手は、開く時には親指を含む5指が放射状に開き、握る時にも5指が向き合うように物を握るようにできている事。
対してチンパンジーなどは4指で枝などへ引っ掛けるようにして手を使い、母子はそのサポートの役割をしています。
なのでその構造通りに手を使う事が重要になります。これはどの武術でも、ゴルフなどのスポーツにおいても、人間として共通の事です。

そして武器や道具、もしくは相手の身体との接点になる「手」は、
「相手の情報の収集(入力)」と、
「こちらの技の掛け(出力)」、
の両方の役割を持っていて、それを同時に行う事が重要になります。
剣術でも手の内を「緩急自在で固着しないように用いる事」が強調されていました。
力を入れて握らず、動きに合わせて瞬時に変化させる必要があるのですね。

まず自分が力むと、ちゃんとした出力が出来ず、情報の入力(感じる事)も出来なくなります。
「力を入れる事」と「力を出す事」は全く別である事を認識する事が大切になります。
相手を強く掴んでしまったら、その力は自分に帰ってきて自分の身体をさらに固くしてしまいます。

そして手をむやみに動かして技をかける動作は、相手が反応してしまい、力と力のぶつかり合いになってしまいます。
相手との接触点は動かさないようにしながら、身体全体の動作を作用させる事で、相手の反応出来ず、意識する以前に崩される状況が生まれます。
その為には、動きの起動を「末端」ではなく、「体軸」に求める事も重要です。

正月の演芸番組で定番になっている伝統芸能「曲独楽」、ではコマを扇子の縁で回したり、真剣刃渡りをしたりする技が披露されます。
その技には、かなり繊細な手の使い方が要求されるように想像されます。
その達人は、手指は最も器用に意のままに動かす事が出来る器官であるから、末端から体幹の動きを連動させる事の訓練が重要だと述べています。
その為に、様々な形の道具を扱う事で微細な手先の感覚を増幅させ、手の内と体幹を連動させる事を修行されているようです。

以上、月刊誌「秘伝」から要約してお話をさせていただきました。
「体軸主導」、「ワンストローク」、「ピンニング」、「リゾネート」など。
使われている言葉は違っても、レッシュトレーナーの方々には馴染みのある事柄があったのではないでしょうか?
「何かに触れてコントロールする」という事の再確認になっていただけたら嬉しく思います。
私自身もそこを意識して、施術のレベルアップを図っていきたいと思います。


 
2018年 | 2017年 | 2016年 | 2015年 | 2014年 | 2013年 | 2012年 | 2011年 | 2010年以前

予約

原宿

池ノ上

取材その他の問い合わせ

廣戸聡一の『レッシュ理論』については
レッシュプロジェクト

『4スタンス理論』については
4スタンス倶楽部

   
 

本日の廣戸道場 | 新着NEWS | お問い合わせ | 各施術所紹介 | スタッフ紹介 | 一口コラム | お客様の声 | LINK | おすすめ商品

copyright

reash project