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一口コラム
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こちらのコラムでは週替わりで先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
施術部  西澤正樹

第418回 一口コラム

今回の担当は
施術部 西澤正樹です。

平成30年3月28日

 

「重力との付き合い方」

この世に誕生してから死ぬまで、ずっと影響を受け続けているものの1つに、「重力」があります。
それ故に、人は何もしないで空中に浮き続ける事は出来ません。
常に地球の中心に向かって引っ張られ続けているからです。
ただあまりにも当たり前に存在しているものなので、我々はついついその存在を意識する事を忘れがちです。

そして世の中に存在している物たちも、立体を形成している以上、重力に抗ってその形を維持しています。
我々はしばしばその存在を利用して、重力から身体を安定させていたりします。
例えば、電車で長時間立っている時には、
ドア付近のポールに寄り掛かって身体を安定させたくなったり、
ずっと立ち続けているよりも、座って椅子に支えて貰う方が楽だったり、
寝具の布団やマットレスによって身体を全体的に持ち上げて貰う事によって、リラックスして眠りにつけたりと、
色々な場面でその恩恵を受けている訳ですね。
廣戸道場の3階のスタジオにあるリポーズマットも、空気を中に入れられる構造になっていて、浮力により身体を安定させて、長座の姿勢などのリポーズの体勢が取り易くなるように作られています。

前置きが長くなりましたが、重力が常に存在している以上、身体を安定させる為には、

「垂直に身体を支え続けましょう」

という事です。
重力の垂直な地面方向へのベクトルに対して、
地面反力の逆方向への垂直なベクトルで身体を支えて安定させましょう。

まず第一には、正しく立って、垂直に身体を支える事です。
重力が地球の中心に向かって垂直に引き寄せている力を、土踏まずで垂直に受け止めましょう。
電車のポールや、怪我をした時の松葉杖、歩行器などにも、ただ寄り掛かかるのではなく、垂直に立っている物の力を借りて、
自分自身の身体を垂直に支える意識を持ちましょう。
そうしないと物の上で重力に負けて、潰れているだけになってしまいます。

椅子に座るのも同じ事です。
立っている時に出来ていた、垂直に土踏まずで身体を支え続ける方向性を抜かずに座りましょう。
途中で意識を抜いて落下しないように気をつけましょう。

出来れば寝る時も落下しないように寝たいものです。
廣戸道場の腹筋(上体起こし)は、
長座の姿勢で垂直に身体を支えてる姿勢から、
骨盤側から背骨を一個一個順番に、
垂直に床に設置させるように上体を倒したり起こしたりを繰り返します。
同じように、寝る時も垂直に一つ一つの背骨を布団に密着させるようにすると、
寝ていても身体を重力に対して安定させてくれている事になります。

話は長くなりましたが、どんな体勢の時にも
重力に対して身体を常に自立させて、
安定した毎日を心掛けましょう。



 
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