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一口コラム
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こちらのコラムでは週替わりで先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
施術部西澤正樹

第510回 一口コラム

今回の担当は
施術部 西澤正樹 です。

令和2年2月12日

 

「正解なんてない」

僕は埼玉県に住んでいます。
自宅周辺は近年、大分宅地化が進んできましたが、それでもまだ周りには畑が沢山あります。
そのせいか野鳥も多く、通勤途中の道中も
ピィピィとか、チチチチ、とか様々な鳴き声が聞こえてきて何気に癒されています。
ある朝の出来事ですが、その日はカラスが割と騒がしく鳴いていました。
その時小さな女の子とそのお母さんが向こう側から近づいて来ました。
2人はニコニコ顔で「カラスさんも笑ってるね」と話しながら、僕の横をすれ違って行きました。
「笑ってるんだ!」
若干寝不足気味もあってか、気怠さを感じていた僕の心は、ハッとさせられました。
カラスの鳴き声は確かに耳に聞こえていましたが、僕自身は笑っているようには感じていませんでした。

その時頭に浮かんだのは、数学教師井本陽久さんの事でした。
以前テレビ番組でその方の考え方を知り感銘を受けていました。
その先生は、
「先生が正解を持っている授業は、正解以外を認めないって事だからつまらない」と言い、 
教科書を用いずに自作の問題を提起して、
「生徒が進んでワクワクしながら自発的にどんどん考えだしてしまう授業」をしていました。
「答えなんて合っていても間違っていてもいい。」
「生徒自身が頭をフル稼働させている事が重要。」
そんな先生の授業を受けている子供達の目は、大好きなおもちゃを目の前にした幼子のようにらんらんと光輝いていました。

話を戻して、すれ違った親子の見ていた風景と僕の見ていた風景は、
同じ空間にいたはずなのにまるで違っていました。
観点が変わるだけで世界は全く違うものになる。
私達の住んでいる世界はどこまでも深く立体的なんだという事を改めて感じ、
強い精神力を持って、楽しく力強く日々を生きてゆきたいと感じた出来事でした。


 
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