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一口コラム
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こちらのコラムでは週替わりで先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
施術部西澤正樹

第526回 一口コラム

今回の担当は
施術部 西澤正樹 です。

令和2年6月24日

 

「豊かな時間」

何年前からか、私は週末に必ずしている事があります。
それは珈琲を豆から挽いて飲む事です。
やはり珈琲は挽きたての香りが最高です。
大体、朝食のトーストと共にまず一杯。
昼食後にもう一杯。
それから夕飯前の小腹(オヤツ)のお供に更に一杯。
夕食後のひと時に締めの一杯。
ちょっと贅沢な時間を持つようにしています。

ちなみに「coffee」を「珈琲」という漢字に変換したのは幕末の蘭学者のようです。
「珈」は当時の女性が髪に刺していた「花かんざし」、「琲」はかんざしの玉をつなぐ紐を表しています。
コーヒーノキにはチェリーに似た赤い実がなるため、それを見てそんな風に表現したんですね。
その実の中の種の部分が珈琲の生豆で、
それを焙煎する事により、よく目にする珈琲豆になります。

余談ですが、珈琲の花が白いのはご存知でしたか?
花の開花時期には農園は雪景色のように一面真っ白で幻想的な世界になるようです。
でも2日位で散ってしまうらしく、日本の桜のように現地の人々は花見に訪れるみたいですよ。

時を戻して、休日の過ごし方です。
実はちょっと淹れ方にもこだわっています。
それは「かなざわ式珈琲抽出方法」です。
簡単に言うと、通常の一杯分の珈琲の量の1/3しか抽出しません。
「まだまだ抽出出来るのに…」と勿体ない気分にもなりますが、そこはバッサリと切り捨てます。
試しに1/3抽出した後のフィルターを、別の容器に移して更に抽出して飲んでみたのですが、渋みを強く感じたり、味が極端に薄くなったりしてしまいました。
つまり普通に一杯分丸々抽出しようとすると、この後半のマイナス要素も混ざった味になってしまうのです。

そうならないように、最初の1/3の量に限定して抽出した濃厚な「珈琲液」。
そこにはコク、旨味、甘みなどの美味しさがギュッと凝縮されています。
それを2倍に薄めると本来の一杯と同じ量になります。

この方法は本に載っていたのですが、
そこにはこんな文章がありました。
『近道は、美しくない成分を抽出しないこと』
『成分を"どう抽出するか"ではなく、
"どう抽出しないか"』

何か整体やレッシュ理論と共通する部分を感じ、すっかり休日の楽しみになっています。
豆も色々な種類、焙煎方法(浅煎り、中煎り、中深煎り、深煎り)があり、更には珈琲豆屋によっても焙煎の仕方が違うので、中々奥深い世界です。
珈琲は、挽く時の香り、淹れる時の香り、飲む時の香り、一杯で三度香りが楽しめます。
休日の癒しに皆様もいかがでしょうか。



 
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