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一口コラム
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こちらのコラムでは週替わりで先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
廣戸道場九州分室 二串幸之助

第601回 一口コラム

今回の担当は
廣戸道場九州分室 二串幸之助です。

令和3年12月22日

 

「ダブルジャンプ」

こんにちは、九州分室の二串です。
今回はダブルジャンプについてお話させていただきます。
レッシュフィジカルトレーニングで「ダブルジャンプ」というエクササイズがあります。
簡単に言うと連続で立ち幅跳びを行うと言うエクササイズです。
ただ連続で前に飛べば良いと言うものではなく、出来るだけ連続ジャンブの両足の接地時間を短く、更に出来るだけ深くしゃがむようにします。
一見簡単そうですが、ジャンプでの両足接地時間を短くを気をつけるとかなりしゃがみが浅くなってきます。
また深くしゃがむを気をつけると両足の接地時間が長くなってしまいます。
この反作用になる動きが大変難しいエクササイズです。
このエクササイズは両足飛びを連続で行うことにより、競技動作中の軸シフトは連続の両足ジャンプと同じなので、体重移動ではない動きを身につける事が出来ます。
このダブルジャンプをスムーズに出来るようになると軸シフトの際の両足の踏み圧が抜けなくなります。
更にインパクトも踏み圧を更に圧をかける動作になるので、ダブルジャンプが生きて来ます。

以前JGTOの宮崎合宿の際に私がフィジカルトレーナーとして参加させて頂いた際にフィジカルトレーニングメニューにダブルジャンプが入っており、上記の意味をこめて反復トレーニングしました。
いろんなメニューの中の1つでしたが、かなりやりこませたエクササイズでしたので、レベルアップにかなり貢献しました。
たかがジャンプ!されどジャンプです。
意味を踏まえて行うことにより、フィジカルトレーニングの本当の威力を発揮します。
動作中の軸シフトの際にセッティングをしっかりしてもどうしても踏み圧が抜けてしまう方は是非トレーニングされてみては如何でしょうか?

私も更に精進いたします。
今年1年ありがとうございました。
良いお年をお迎えください。


 
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