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一口コラム
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こちらのコラムでは週替わりで先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
施術部西澤正樹

第641回 一口コラム

今回の担当は
施術部 西澤正樹 です。

令和4年10月12日

 

「意味を理解して動く」

先日、あるテレビ番組に居合の先生が出演されていました。
そこでは「居合の形を"体術"という方面から一つ一つ紐解いていった結果、"何故その所作をするのか"という形の意味が分かった」とお話されていました。

何か私の置かれている状況と重なる点があるように感じ、ネットで検索したところ、何と2日後に稽古会があり体験参加が可能との情報を得ました。
今回はその体験から感じた事をコラムにしたいと思います。

稽古会では真剣ではなく、竹刀を使って稽古をしていました。
先生とお弟子さんが対面していたのですが、先生がまずお手本を示して、続いてお弟子さんが同じ動きをしました。
すると先生からすかさず「違うだろ!」と檄が飛びました。
内容を要約すると、常に真剣による斬り合いを頭に描いている先生と、先生に言われた形を模倣しているお弟子さんとの間には、「想像力」という部分での大きな差がある、という事のようでした。
先生は多人数を斬らなければならない場合も想定していて、剣の角度を誤って刀に刃こぼれをさせてはならない事、自身の動きは最小限でロスを少なくする事、
を説いていました。
根本には「刀への愛」があるんだとも。
刀を傷つけずに、でも確実に敵の急所を斬り、それを真っ直ぐに鞘に納める。
下手な人の鞘には、刀で削れた後があるのだそうです。
そしてそれら全てを踏まえているから、冒頭の「違うだろ!」という事になるのかと理解しました。

自分の扱うものへの愛、そして深い理解。
そのために自分はどう動くべきなのか。
そもそもの部分を常に念頭に置いておく事。
稽古会を体験させていただいて1番強く感じた事です。
今後に生かしていきたいと思います。


 
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