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一口コラム
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こちらのコラムでは週替わりで先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
施術部部長 小杉英紀

第687回 一口コラム

今回の担当は
施術部部長 小杉英紀です。

令和5年9月20日

 

「鈴虫」

9月も後半に入ったというのに猛暑がいまだ終わらずで体力も落ちてしまいがちですね。
施術に来られる皆様も体調が不安定な方が増えているように思います。
皆様どうぞご自愛ください。

というわけで、暦の上ではセプテンバーなので、オータムっぽいお話を。

夏の旅行先で立ち寄った雑貨店で配っていたスズムシが、今我が家で元気に鳴いています。
スズムシはチョウやカブトムシなどの完全変体と違い、ほぼ幼虫(幼体)から体の形が変わらない不完全変体の昆虫です。
そのため成長の度に5回前後の脱皮を繰り返します。
うちで確認できたのは1,2回でしたが脱皮に失敗して命を落とす個体もいるので、無事に鳴けるまで成長するとやはり嬉しいものですね。

いただいた時は10匹いたのが、今はオスメス各2匹ずつと雌雄同数でバランス良く残ってくれました。
体長1cm程度の小さな虫ですが、1ヶ月も飼っていると見ていても飽きないくらい愛着が湧いてきます。
よく観ているとそれぞれ性格があるのがわかります。

必死に鳴くオス2号は、もう1匹のオス1号が泣きはじめると必ずといっていい程鳴くのを邪魔しにきます。
そうなると1号も対策を練ったようで2号が鳴くのと同時に鳴くようになりました(それでも1号は鳴くのを止めて邪魔しにくるなかなか性格のいいヤツです)。

オスたちの必死のアピールに対してメス1号は思わせぶりなのかオス2匹の間を付かず離れでうろうろしていますし、メス2号は物陰で我関せずな感じでじっとしています。
そんなメスたちも産卵行動(の準備)らしき行動もみられるようになってきました。
上手く飼育出来れば卵がかえり来年また綺麗な音色が聴けるとのことなので頑張ってみようと思います。

スズムシたちを飼うにあたり知ることになったのが、

1,スズムシも共喰いする。特に産卵期前後にカマキリのようにメスがオスを食べることがあるとのこと。

なので、

2,共喰いを防ぐために、葉物野菜の他にタンパク質摂取のために煮干などもエサにする。

です。

虫の鳴き声を愛でるのは日本や中国の東アジアの文化らしく、欧米では雑音もしくはそもそも認識されないということも聞いたことがあります。

そのせいか英語ではスズムシは「鳴く虫」ということで一括りにされていることでコオロギなどと合わせて「cricket」と呼ばれているそうです(あえて「bell cricket」と表記されることもあるそうですが日本語からの直訳感が強いので日本人発の呼び名な気がしますが)。

天気予報では秋らしさ感じられるのはもう少し先とのことですがスズムシの音色で気持ちだけでも涼しさを感じてみようと思います。



 


 
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