「アルティメット」
皆さま、こんにちは。
今週のコラムを担当させて頂きます中條雅章です。
宜しくお願いします。
表題にある「アルティメット」、ご存知でいらっしゃいますか?
アメリカ生まれのフィールドゲーム。
7人制のチームスポーツ。
100m×37mのフィールド内で、フライングディスクを落とさずにパスして運び、コート両端にあるエンドゾーン内でディスクをキャッチすれば得点となります。
先日、そのアルティメットの選手のパーソナルトレーニングの依頼を頂きました。
先ずは、実戦の場面を把握する為、目の前でフライングディスクを投げて頂き、身体の動きを確認。
選手本人の要望は、
背の高いアメリカ人にも負けない様、ダイナミックな動きが出来る様になりたい。
柔軟性をつけたいとの事。
実戦の場面を見て、改善しなければならないと感じた事は、
2本の脚で立つ事。
手投げではなく、体幹から投げる事。
上記の内容から、全身骨格でプレーする事が出来れば、本人の要望に応える事が出来ると感じました。
この内容を選手とディスカッション。
選手が納得した上で、トレーニングに入りました。
リポーズトレーニングの基礎からスタート。
常にどんな姿勢においても、骨格で立っている認識を持ち続ける事の学習。
2kgのメディシンボールを使い、手投げと全身投げの違いを体幹して頂く。
フライングディスクに持ち替えて、同様にして違いを体幹して頂く。
フライングディスクを、どこに向けて投げるのか?
自分の投げたい所に、精度高く投げる為には?
自分自身の身体における正中線と、環境下における正中線の話しに。
再び、メディシンボールとフライングディスクを使い、正中線の実感をして頂きました。
総括として、
優先順位として、筋肉思考でなく、骨格安定思考が根付いてくれば、望んだ身体能力の発揮と、怪我をする可能性の低い選手生活が出来るのではと感じました。
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