「銭湯ペンキ絵富士山絵」
皆様、こんにちは。
今週のコラムを担当します中條雅章です。
宜しくお願いします。
私は、1971年1月、東京中野区の中野新橋で産声をあげました。
自宅には、お風呂がなく、父方の70歳過ぎのおばあちゃんが、雨風に関係なく、毎晩毎晩、浜松町から中野新橋まで足を運び、孫の私を抱っこし、銭湯に連れて行ってくれました。
きっと人生で初めて見た富士山が、銭湯清春湯の背景画である富士山絵だと思います。
その後、東京北区の王子に引っ越をし、野球少年の毎日。
日曜日の夕方、荒川土手で野球練習を終え、泥んこの脚のまま銭湯宝泉湯へ。
湯ぶねに浸かりながら、なんとなく眺めていた背景画の富士山絵。
時は流れ、、、
大人になり、いつの日からか、自宅のお風呂場の狭い壁に、富士山絵を描きたくなりました!笑
何故、描きたくなったかは、自分でも良くわかりません!笑
きっと、自宅のお風呂でも銭湯気分を味わいたかったのかなぁと。
現在、銭湯背景画ペンキ絵師は、3人いらっしゃいます。
丸山清人さん
中島盛夫さん
田中みずきさん
数年前、東京国立にて、丸山清人さんの銭湯ペンキ絵教室が開催されました。
やんちゃな息子たちの手を引っ張り、絵心のない親子で、3回参加させて頂きました。
父親の私としての夢は、
家族、親子のコミュニケーションとして、
何かひとつ同じものに携わっていく事。
スポーツでも、音楽でも、ゲームでも、、、
何でも構いません。
念願叶い、親子3人の共作で、自宅のお風呂場用に、富士山絵を数枚描き上げました。
上手い下手ではなく、描けた事で目的達成です!笑
その絵は、我が家の狭いお風呂場に飾ってあります。
銭湯は、日本の文化のひとつ。
建物(宮造り)、背景画(富士山絵)、また人と人のコミュニケーションの場として、大切な空間であります。
いつまでも継承される事を願います。
現在、ネット等で情報を集め、銭湯オーナーにお願いをし、銭湯富士山絵を撮らせて頂いております。
いつの日か、撮らせて頂きました富士山絵と中條親子の富士山絵で、何かを表現を出来たらと思います。
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